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資金が残る体質|資金繰りの改善方法

2017.05.09

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経営指導の場で、日々感じることを紹介します。

INDEX

企業のニーズは様々ですが、要約すると次の3つの課題(悩み)に集約されます。

  • 【1】業績・資金:利益率アップ・生産性向上・資金繰り・金融機関対策など
  • 【2】人・組織:後継者・役員・管理者・若手・新人教育など
  • 【3】未来:ここまでの経営には問題ないが、さらに磨きをかける、新しいことにチャレンジするなど未来に向けて何をすべきか?

中小企業の多くは、資金と企業の体質に大きな因果関係があります。またその現状を作っているのが『人』です。突き詰めると、資金の問題と人の問題は一体のものと言えます。

資金に関する悩みは、経営者であれば一番大事なテーマです。弊社創業者の野呂敏彦も
「資金は経営者にとって命の次に大事だ」と言っております。

資金繰りに目処が立たないことの苦しみは、経験したことがある人にしか分からないものかもしれませんが、誰しも想像はできるのではないでしょうか。

資金の残る体質とは

資金が苦しい時、最初に思いつく対策は「売上を増やすこと」です。

「入りが足りないから資金が苦しい。だから入りを増やすのが一番」

これは特に積極思考の経営者が陥りやすい落とし穴です。
この策は、あながち間違いではないのですが、一歩間違えると、さらに経営と自分を追い込む原因にもなります。

ここで言いたいことは、「売上は大事。しかし値引きして売上を伸ばすのは危険」ということです。

なぜなら、目先の売上は上がったとしても、値引き相当分が、限界利益の低下に直結し、さらには販管費の上昇を引き起こすからです。

一度価格を下げた商品を戻すことは容易ではありませんし、それよりも怖いのが、値引きしなければ売れない体質となってしまうことです。

まずは即効果が出るところから改善

では、資金の残る体質はどの様にしてつくるのか?まずは、即効果が出るところから改善するのです。

1 固定費の削減(無駄なお金は支出しない)
支出の減少=資金が残る
2 入金・支払サイトのバランスを整える
回収を早めて、支払いを延ばす
3 限界利益率を高める

特に2・3を実践するには、相当の覚悟と行動が必要です。

知恵を使い、計数データを最大限に活用する。その最大の原動力は『経営者の強い意志』です。

その原動力が『管理者・社員との危機感の共有』につながり、はじめて改善のスタートラインに立てるのです。ここが第一の扉です。

PDCAサイクルを常態的に廻す』状態をつくる

第二の扉は、『計数に基づく目標の共有、そして具体的な行動とその管理』です。

換言すれば『PDCAサイクルを常態的に廻す』状態をつくることです。

計数という具体的な共通言語とその管理は、経営における最大の差別化です。

経営は、磨けば磨くほど光り、怠れば怠るほど濁って沈殿するものです。だからこそ努力する価値があるのです。

まとめ

NBCには創業から30年、時間をかけて体系化した手順があります。

ご興味のある方は是非、NBCの経営セミナーに足をお運び下さい。

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