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コロナ禍における企業再生・事業再生への道筋~危機をチャンスに変える「事業の選択と集中」~

2020.07.14

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新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業において経営状況が悪化、資金繰りが逼迫し、業種・規模に関わらず倒産の危機に瀕しています。だからこそ、これまで着手できなかった財務分析・収益性の見直しを実行することをおすすめいたします。最後に、財務・収益性分析・企業再生のための実施項目をご紹介いたします。
 
現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業において経営状況が悪化、資金繰りが逼迫し、業種・規模に関わらず倒産の危機に瀕しています。
 

INDEX

新型コロナウィルスにおける企業の状況

現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業において経営状況が悪化、資金繰りが逼迫し、業種・規模に関わらず倒産の危機に瀕しています。

今回のコロナウイルス感染症による急激な景気の悪化は、多くの経営者にとって経験したことのないものです。

また、中小企業経営者は個人で債務保証をしていることが多く、借入金が返せなかった場合、自宅を含めた全財産を失い、社員やその家族までもが路頭に迷うことにもつながりかねません。

その状況を何としても回避すべく当面行うべきことは、公的融資、国や各自治体の補助金や助成金、給付金など、利用できるものは可能な限り利用し、手元の現預金を少しでも多く確保しておくことですが、コロナ終息後の立て直しのための準備も同時に進めておくことが重要となります。

これまで健全に経営を行ってきた企業の経営者の方は、安易に廃業などをせず、まずは企業の存続を考えるべきであり、そのための選択肢(事業譲渡・会社分割等)や現在の時価ベースの財務状況、事業価値の毀損状況などをしっかり把握しておく必要があります。

コロナ禍だからこそ、これまで着手できなかった財務分析・収益性の見直しを「事業の選択と集中」という観点から実行することをおすすめいたします。

最後に、財務・収益性分析・企業再生のための実施項目をご紹介いたします。

こちらをぜひ、ご参照いただき、現在、厳しい状況に置かれている方も今が不況に強い企業体質へ生まれ変わるチャンスと捉え、前向きに企業再生に取り組むための第一歩を踏み出していただければと思います。

 

事業の選択と集中【財務・収益性分析・企業再生のための実施項目】

[1]貸借対照表(バランスシート)の実態評価による時価純資産額の把握

  • 資産の簿価と実態評価との差額を把握
  • 簿外債務の把握 など

[2]既存事業の稼ぐ力(フリーキャッシュフロー)の分析と将来予測

  • 売上分析(販売単価・販売数量など)
  • コストコントロール(原価・人件費・その他固定費など)
  • 設備投資計画の見直し
  • 経営環境の見直し(法令順守・BCP[事業継続計画]策定など)

[3]企業再生型M&Aの活用

事業譲渡・会社分割などのM&Aスキームによる<再生計画の検討など

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