シビアな経営が求められるコロナ禍、社員教育のあり方を見つめ直されている経営者の方々は少なくないことと思います。
私は「管理者を教育したい」「社員教育が必要」といった声やご要望を企業様から伺った際、ある4つのポイントを明確にしましょうとお伝えしています。
今回はなぜそれが必要なのかご紹介します。
〔エッセンシャル版〕
企業・組織を率いる経営者・後継者・幹部社員に
必要なリーダーシップとは?をこれ1冊で。
目次
社員教育4つのポイント
社員教育のポイントは以下の4つです。
- 何のために教育が必要なのか?
- 本来こうあって欲しいと思う姿は?
- 今後期待する・目指してもらいたい姿は?
- その状態と比較して現在どういう状態なのか?
- その差はどうして生まれるのか?その原因は?
上述の4つのポイントをはっきりと描けていないまま、教育・研修を進めてしまうと
「管理者教育をしなければならないので研修に参加させたが、効果が無い・変わらない……。」という事態に陥ってしまいがちです。
4つのポイントを明確・具体的にしてはじめて
「どのようにその差を埋めるか?」
「差を埋めるためにどのような教育をするか?」が見えてきます。
昨年復刻版が発行された一倉定先生の「マネジメントへの挑戦」に、このような一節があります。
企業内訓練のねらいは、企業の業績をあげるような行動をする従業員を作り上げることであるはずだ。
とすれば、そのねらいを実現することが真の教育であって、必ずしも形式的な教育訓練を意味しない。
否、形式的な教育訓練そのものだけでは、目的を達成することはほとんど不可能だと言っていい。
『マネジメントへの挑戦 復刻版』著:一倉定/日経BP
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NBCの教育
NBCの教育は、企業経営改革・経営改善を行っていくための『人と組織の実践教育』です。
まず「何のために」を明確にしたうえで
- そのためにあるべき姿・目指す姿
- 現状はどうなのか?
- そのギャップはなぜ生まれるのか?
- どう改善しなければならないか?
を明らかにし、実践型教育を行っていきます。そのため、教育効果が違います。
このような時代だからこそ、本当に効果が出る勘所を外さないよう、力の注ぎどころを見極めていかねばなりません。
目的を明確に、そしてその目的達成のための適切な教育を行いましょう。
「リーダーの力量以上に組織は伸びない。」
このような言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
『真のリーダー10ヶ条』は、企業・組織を率いる経営者・後継者・幹部・管理者に
必要なリーダーシップ(あり方・実践力)についてまとめたものです。
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この記事の著者
NBCコンサルタンツ株式会社
NBCコンサルタンツ株式会社は1986年の創業以来、会計事務所を母体とする日本最大級のコンサルティングファームとして数多くの企業を支援しております。4,290社の豊富な指導実績を持つプロの経営コンサルタント集団が、事業承継、業績改善、人材育成、人事評価制度など各分野でのノウハウをお届けします。