同族企業の事業承継を支援していて思うこと
弊社は、【同族企業の事業承継】のご支援先が多く、自身の経験も踏まえ、日々悩みながらアドバイスをさせていただいています。その中で、つくづく思うことは、
- 業績が好調だと、親子関係も良好だが、
- 業績が不調だと、親子関係もうまくいかない、
ということです。
うまくいっているうちは、身内ほど心強いものはないのですが、うまくいかなくなると、、身内ほど厄介なものはありません。意見が分かれ、責任を押し付け合う・・・。いがみ合い、憎しみあい、ドロドロとした関係になってしまいます。
また、社内に、社長（父親）・後継者（息子）と身内が２人だけというケースはまだシンプルですが、父・母・兄弟・嫁・・・と身内が大勢いる場合は、複雑にもつれ合うこともしばしば・・・。
会社にいるのか家にいるのかわからないほど、普段の会話でも語気が荒くなり、愚痴も多くなる・・・。
会社の雰囲気も、家庭の雰囲気も悪くなるという事態に陥りかねません。
事業承継を成功させるためには
弊社の経営セミナーにいらっしゃる社長の中には、業績の厳しさを棚上げし、
「後継者に自覚が足りない！」
「後継者に能力がない！素養がない！」
と嘆かれる方も非常に多い・・・。このことに、大変驚かされます。
声を大にしてお伝えしたいことは、事業承継を成功させたいのであれば、第一にやらなければならないことは、会社の「業績改善」だ、ということです。業績の厳しい会社を後継者は継ぎたいと思いません。
業績改善の糸口が見えないなら・・・
「それはわかっているが、どうやって改善すればよいかわからない・・・」
そんな社長には是非、『実践社長塾®』の受講をオススメします。
https://www.nbc-consul.co.jp/s/18
一度受講いただいた社長であっても、悩まれていることがあれば、再度ご受講ください。必ず、改善の方向性(糸口)が見えてきます。業績改善が、事業承継の成功のカギです。
