売上の壁/事業の成長
事業を成長させ売上の壁を突破するためには
を考える必要があります。
(1)商品サイクル
衰退期が訪れるまでに新商品・サービスの開発やリニューアルを行えるかが鍵となります。
商品の「基本機能(=なくてはならないもの)」を常に磨きながら、
「付加機能(=あったらいいもの)」を追求しましょう。
(2)事業領域
事業領域を大別すると、既存事業に付随・隣接する事業と、全く新規の事業の二つに分かれます。
中小企業がまず取り組むべき領域は、既存事業を軸とした付随・隣接する事業における商品・サービス開発と展開です。
「売上の壁」を感じている経営者・企業は、既存顧客の要望や声に耳を傾け、商品サイクル・事業領域を常に深掘りしましょう。
付加価値や単価を高めることを軸に、具体的に見直すことが重要です。
社員数の壁/組織の成長
組織を成長させ社員数の壁を突破するためには
を考える必要があります。
(1)能力開発
社員の成長を促し、能力を発揮し続けてもらうためには、
教育の質を高め続けることが重要です。
社員には、土台となる基礎力や価値観(考え方)が身についているでしょうか?
経営者・管理者は、社員一人ひとりの特性を把握し、その能力を伸ばすことができているでしょうか?
また、社内にはスキルの幅を広げ、専門性を高められる機会や場が設けられているでしょうか?
振り返ってみましょう。
(2)仕組みの再構築
再現性と生産性を高める仕組みになっているか?常に見直しましょう。鍵は見える化と基準化です。
今の仕組みに固執せず、新しいやり方や考え方、ツールを積極的に取り入れ、仕組みを再構築することが重要です。
壁にぶつかっている方も、そうでない方も、あらためて確認してみてください。