今回は、~ふるさと納税~ についてです。「やりたい」とは思っているものの、なかなか忙しくて、まだ「やれていない」という経営者、幹部の方は多いのではないでしょうか。
目次
改めて ~ふるさと納税~ とは?
「ふるさと納税」とは新たに税を納めるものではなく、「ふるさと」への寄付金のことで、個人が2,000円を超える寄付を行ったときに、住民税と所得税から一定の控除を受けることができる制度のことをいいます。寄付先の「ふるさと」に定義はなく、出身地以外でも問題はありません。
寄付を行うと、各自治体から現地特産物などの“お礼”商品が届きますので、欲しい商品がある「ふるさと」への寄付で構いません。ふるさと納税を行うことで、
- [1]支払う税金が控除される
- [2](都道府県・市町村から)好きなお礼の商品がもらえる。
そんな良いことづくめな制度。これがふるさと納税です。
身近な社会貢献としても
所得税や相続税などでは累進課税制度がとられており、努力して増やした収入の多くを徴税される仕組みになっていますが、このふるさと納税は、所得の多い人はその分、寄付額を多くすることができ、好きなお礼の商品も沢山もらえることができる制度です。
12月は寄付が急増するといいます。是非、欲しい商品が無くなる前に11月に実施されることをおすすめします。
日々忙しくされている経営者や幹部の皆様にとっては、お礼の商品を通じ、英気を養われたり、ご家族団らんされたりなど、明日の仕事の成果にもつながる【リフレッシュ】ができ、さらには寄付先の自治体活動を支えることもでき、身近な社会貢献活動にもなる制度です。
是非、活用しましょう!
税務関連記事
- 詳細を見る
[6月スタート]定額減税について
- 詳細を見る
インボイス制度~臨機応変に対応しよう
- 詳細を見る
実はシンプル!電子帳簿保存法とは?
- 詳細を見る
『令和6年度 税制改正大綱』から紐解く実務のポイント
- 詳細を見る
【改正】相続税・贈与税の一体化?「生前贈与加算」が3年から7年に延長
- 詳細を見る
赤字決算で生じる法人税の繰越欠損金とは?控除限度額・繰越期間も
- 詳細を見る
特例事業承継税制の活用方法~「とりあえず出しておく」も選択肢~
- 詳細を見る
『令和5年度 税制改正大綱』から読み解く資産税改正
- 詳細を見る
経営資源集約化税制~株式取得M&Aでの節税策
- 詳細を見る
中小企業の節税策~中小企業経営強化税制~
この記事の著者
NBC税理士法人
「縁のあったお客様は絶対に倒産させない。」という志のもと、税務面、経営の全般的なサポート業務を行っています。顧客訪問数1200社以上のノウハウをもとに、会計監査などの税務相談や、事業承継、新規開業、相続などさまざまなノウハウを配信しています。