人口減少や経済のグローバル化の中で、企業が十分な経営活動を維持していくためには、人材の確保が非常に大きな課題であり、ご支援先の企業様からも採用や定着に関するご相談を受けることが最近特に多くなってきました。
今回は若者から見る社員教育についてご紹介します。
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ともすれば自社が長年培ってきたノウハウが全く通用しなくなるような、厳しい外的環境の変化という逆風の只中でも、企業は業績を求め続けなければなりません。
厳しい環境と、それでも変わらず求められる成果……困難な条件下での業績確保へのあくなき挑戦が、社員と企業間の心理構造を変え、社員の忠誠心を支えてきたことを、肌で感じられている社長様もいらっしゃるのではないでしょうか。
近年、テレビや新聞紙面では「脱・時給制度」「ワークライフバランス」など働き方に多様性を持つべきであるというメッセージが多く見られます。
一方では、企業と学生との間のミスマッチにより、入社して間もなく退職してしまう新卒者もいます。
なぜこのようなミスマッチが生じるのか。
当然ながら教育の現場では、この多様性を前提として、学生自らが知識や資格の取得を選択する学習環境を整えています。
一方、中小企業の現状はというと、人員に余力がある状態で採用活動ができるような先はまだ少なく、いわば猫の手も借りたいというスタンスで採用活動に臨む企業が多いのが、まごうことなき実態です。
そんな忙しい仕事の現場では、思いもよらない苦労や、突然の業務指示など自分が好むと好まざると関わらず「やらねばならぬ」ことが、日々当たり前に発生するわけですが、
自分で選ぶことをよしとされてきた学生にとっては、それに耐えられず、自分のやりたい仕事ではないから、という、本人にとっては至極前向きな理由で別の環境を求め、途中リタイヤしてしまうのです。
理屈としてはわからなくもないですが、それにしてもなぜ容易に転職という判断を自ら下してしまうのか……そこには「感謝の心」「責任感」の欠如があるように思えてなりません。
私はこの、「感謝の心」「責任感」を、「(目に見えない)即戦力としての必須条件」と考えています。
私たちNBCでは、学校や、いまや家庭でも教えてくれないこの「目に見えない力」を人財教育というかたちで一貫してお伝えしてまいりました。
是非、今一度「感謝の心」「責任感」の観点から社員の教育について、考えてみませんか?
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この記事の著者
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