いまだ先の見えない新型コロナウイルス感染症の影響――。今、中小企業はまさに未曽有の戦いを強いられています。
今回は、リアルコロナ危機に備える、緊急事態経営のススメについて解説します。
目次
コロナ禍の経営では「正解を自ら創る時代」
Afterコロナ、Withコロナ・・・様々な表現があるように、
これからは「価値観の大転換」「予測未来の崩壊」が起こるといわれています。
経済活動は「移動」と「交換」によって成り立っています。これまで当たり前にあった「移動」と「交換」の光景が消失し、経済活動の前提条件が崩れたことで、今までの予測が成り立たなくなっています。
このことは、企業の前進する力を奪う一方で、中小企業経営においては、大きな大きなチャンスとも言えます。
予測ができた時代には、ある程度の「正解(のようなもの)」が用意されていました。
しかし、これからは「正解を自ら創る時代」と言えます。
「正解」とは、経営者が
- 本当に築きたい強い会社組織
- 本当に築きたいお客様との関係性
- 本当に築きたい事業構造などのことです。
真の経営力・着想力・実行力を持てば、これらを導き出せ、生き残れ、勝ち残れるという大きなチャンスでもあるのです。
第二波も予想される中「正解」を創るために大切なことは、今の状況に対応しつつ、経営における本当の危機=「リアルコロナ危機」を見据えて
【緊急事態経営】を実践していくことです。
緊急事態経営とは
緊急事態経営とは
- 思考の感染の徹底阻止
- 「万が一」を想定し、社員を不安色から希望色へ転換
- 未来を見据えたチャレンジ“考働”
以上の3つを指します。これらは、感染というものがもたらす影響を多面的に捉えながら、企業の前進する力を失わないための大切な経営姿勢です。
「緊急事態経営」というネーミングではありますが、不透明な時代を生き残る未来創造経営の根幹とも言えます。
弊社では「緊急事態経営のススメ」と題し、緊急特別企画として、無料でセミナー動画を配信しています。
▼【緊急特別企画】緊急事態経営のススメ(無料配信)
https://www.nbc-consul.co.jp/seminar/view.php?record_key=zRfg1t2kDekvBKDEbnch
5月上旬に収録したため、既に対応を進めている経営者も多いかと存じますが、漏れがないかどうかという再点検の意味も含め、ご視聴いただければ幸いです。
加えて、
- Afterコロナがどのような環境になるか?
- どのような道筋を歩めば良いか?
をテーマとしたセミナー企画も順次リリース予定です。追ってご活用いただければ幸いです。
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NBCコンサルタンツ株式会社
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