弊社に入社して29年10ヶ月、この間、多くの経営者・役員・社員・後継者との出会いをいただきました。長いお付き合いをさせていただいている先もあり、本当に有難く感じております。
今回は、その中で私が感じた“上手くいっている会社(社長)の共通点”をお伝えします。
一言で言うと【巻き込み力】です。
先日、弊社創業者の社内勉強会に参加しました。その中で一番感じたことも同じ【巻き込み力】でした。
目次
巻き込み力とは・・・
単純には、トップ一人が走るのではなく、社員を参加させること。その会社の規模や経営状況にもよりますが、一人より二人の方が単純に楽しいですし、長続きします。
- 意思決定のできない経営者
- 意思決定はできるが、伝えること、周囲を動かすことができていない経営者
- 計数を活用していないので、成果が上がらない経営者
- 危機感はあっても、何をしてよいかがわからない
こうした経営者が非常に多いのが実態です。
◆危機感はあっても・・・
危機感があっても、それが改善活動に繋がっているとは限りません。
どんな会社にも危機はあります。受注不足、人手不足・若手不足、技術不足、資金不足・・・
とりわけ“資金不足”は本当に苦しいものです。
改善に取り組まれている会社は多いのですが、その活動が“資金が増えること”に直結していないことが多いのではないでしょうか?改善活動で満足してしまい、資金は一向に増えていないのです。
このような会社では、社長が悩んでいるのは当然ですが、社員も同じように悩んでいるのです。
「この先、この会社はどうなってしまうのだろう?」
「転職しないといけないのか?」
弊社のコンサルティングでは、『現状の中から具体的に自分達ができる改善を行うこと=(イコール)未来を切り拓くことだと、発信しております。
その改善も、何にでも手を付けるのではなく、肝心要を見つけ、そこにターゲットを絞り、活動を見える化し、共有化することで進めていくのです。
【巻き込み力】に必要なスピード/決断/コミュニケーション能力、を以て。
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この記事の著者
NBCコンサルタンツ株式会社
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