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『フレッシュ・スタート効果』をご存じでしょうか?
目標を設定するときに新しいサイクルの始まりを意識すると、意欲が高まり行動力が跳ね上がる……。これを『フレッシュ・スタート効果』といい、目標の達成率がなんと【3.5倍】になるそうです。
『フレッシュ・スタート効果』は、週の初め・毎月1日・期首・誕生日など、“特別な日”“新しい日”“節目”だと自分が意識できれば効果を得られるそうです。
「いつやるか?今でしょ!」
「明日やろうは馬鹿野郎!」
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる!」
このように「即実践!」のすてきな言葉もたくさんありますが、目標達成の観点・最新の行動科学を鑑みると、あえてすぐやらずに来週(月)から始める……も有効なのかもしれませんね。
なお、もっとも『フレッシュ・スタート効果』が大きくなるのは新年で『一年の計は元旦にあり』は科学的にも正しいようです。
参考:『自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』
著:ケイティ・ミルクマン/ダイヤモンド社
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目標の設定や取り掛かる時期・タイミングについて紹介しましたが、達成率を高める方法は、ほかにも色々あるようです。
『目標を紙に書く』…… 目標の達成率【1.4倍】
※ドミニカン大学の心理学者ゲイル・マシューズ教授による実験
『「WOOPの法則」を用いて書く』…… 目標の達成率【2倍】
※ニューヨーク大学・ハンブルク大学の心理学者ガブリエル・エッティンゲン教授による実験
WOOPの法則
次の4つのステップにわけ目標を設定します。
まず、達成したい目標を定めます。「簡単には達成できないが、無謀なものでもない」適切な難易度の目標を設定しましょう。
目標を達成できた時に得られる最高の結果を想像します。
目標を達成する上で障害となることを考えます。ポイントは自分の内部にある考え・行動・思い込み・癖・感情などに注目することです。
いつ何をするといったスケジュールではなく、想定した障害にぶつかったときどのように対応・対処するかを計画します。
出所:『成功するには ポジティブ思考を捨てなさい
願望を実行計画に変えるWOOPの法則』
著:ガブリエル・エッティンゲン/講談社
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ぜひ、お役立ていただければと思います。
企業経営における目標となると、自分一人だけではなく多くの人がかかわることも影響し、その難易度は大きく跳ね上がります。
目標を設定し計画を立てたものの、振り返ってみると未達成・計画倒れに終わった……という経験もあるのではないでしょうか?
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