昨日、久しぶりに『太陽の塔』を見ました。太陽の塔を見て岡本太郎氏で好きな言葉と私自身が感じたことをご紹介します。
目次
昨日、久しぶりに『太陽の塔』を見ました。
大阪モノレールに乗って移動中、万博記念公園駅に近づいたその車窓に突然表れた塔に、同駅に停車している間、目が釘付けになりました。
初めて目にしたのは22年前、門真にある支援先の診断調査の際、万博記念公園に隣接するホテルオオサカサンパレス(現:ホテル阪急エキスポパーク)に一週間連続で宿泊した時でした。
その後大阪に2回転勤になり、大阪モノレールを利用することも多くたびたび目にしていましたが、今回は約10年ぶりのご対面でした。
『太陽の塔』の制作者である岡本太郎氏は1911年生まれ。1996年に84歳で亡くなるまで、生涯独身を貫いたそうです。書籍も数冊読ませていただきました。
ある程度の年齢の方なら思い出していただけると思いますが「芸術は爆発だ!」は心に残るフレーズです。
関東の方は、渋谷マークシティの京王井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路にある巨大な作品『明日の神話』(5.5m×30.0m)をご覧になっている方も多いのではないでしょうか。こちらも圧倒されます。
本原稿を作成中にウィキペディアを一通り確認すると、やはり凄い方だと感じました。
興味のある方はご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E
折角の機会ですので、私の好きな岡本太郎氏の言葉を紹介いたします。
人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。
ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。
財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、
かえって人間は自在さを失ってしまう。
過去の蓄積にこだわると、
いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。
人生に挑み、本当に生きるには、
瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。
それには心身とも無一物、無条件でなければならない。
捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。
『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』
岡本太郎:著/青春出版社
ICT、RPA、AIの時代においても、推進してきた人生観や仕事観は大事にしたいものです。
また一方で、ここから未来を想定し不易流行の視点で「残すもの・変えるもの」を判断していかなければ時代に取り残されてしまうことも歴史が証明しています。
岡本太郎氏のように固定観念を捨て、物事に真摯に向き合う姿勢も大事にしていきたいものです。
今月から人事評価制度をテーマにしたセミナーがスタートします。
人に対する考え方や制度のあり方も時代に合わせて磨いていかなければなりません。
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NBCコンサルタンツ株式会社
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